変形性膝関節症に対する関節内視鏡手術の効果に疑問!
- 2008.10.04 Saturday
- 08:07
近年、変形性膝関節症に対する関節内視鏡手術が積極的に行われるようになりました。この手術は、傷が小さく済むために患者さんのダメージも少ないといわれています。
アメリカのベイラー医科大学の研究チームは、変形性膝関節症患者全 180 例を,関節内視鏡切除,関節内視鏡洗浄あるいはプラセボ(疑似)手術に無作為に割付け、追跡調査を行いました。
その結果、どの時点においても,プラセボ群と比較して痛みの減少あるいは機能の改善が報告された処置群はありませんでした。
手術はしてもしなくても変わらないことを示唆しています。
私たちは、安易に手術を考えますが、筋力強化を中心としたリハビリをきちんと行うことで、痛みとうまく付き合っていくことを先ず考える必要がありそうです。
ドクター池田
アメリカのベイラー医科大学の研究チームは、変形性膝関節症患者全 180 例を,関節内視鏡切除,関節内視鏡洗浄あるいはプラセボ(疑似)手術に無作為に割付け、追跡調査を行いました。
その結果、どの時点においても,プラセボ群と比較して痛みの減少あるいは機能の改善が報告された処置群はありませんでした。
手術はしてもしなくても変わらないことを示唆しています。
私たちは、安易に手術を考えますが、筋力強化を中心としたリハビリをきちんと行うことで、痛みとうまく付き合っていくことを先ず考える必要がありそうです。
ドクター池田